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2008-05-02

インディ・ジョーンズ取材


今日は、デヴィッド・コープさんの電話取材。
コープさん(Koeppの正しい発音は、「コープ」より「ケップ」に近い)は、ハリウッドを代表する人気脚本家で、「ジュラシック・パーク」や「ロスト・ワールド」、「宇宙戦争」などのスピルバーグ作品から、「カリートの道」、「ミッション:インポッシブル」、「スネーク・アイズ」などのデ・パルマ作品などを担当。ほかにも「スパイダーマン」、「パニック・ルーム」などのヒット映画を執筆している。自身もたまに監督をしていて、「エコーズ」や「シークレット・ウインドウ」などを作っている。

今回の取材はもちろん「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」についてだ。

同作の企画がスタートしたのは93年くらいのことで、それから15年くらいのあいだ、多くの脚本家がこの映画の脚本執筆に挑戦しては、挫折していった。そのなかには「リーサル・ウェポン」シリーズのジェフリー・ボームや、「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「ターミナル」などを執筆したジェフ・ネイサンソンなどの有名脚本家もいるのだが、誰一人としてビッグ3(スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォード)全員を満足させられる脚本を執筆することができなかった。まさに死屍累々という感じだ。
でも、そのミラクルを達成したのが、このデヴィッド・コープさんなのだ。コープさんは、「インディ4」を担当するにあたり、これまでに執筆された12あまりの草稿をすべてを読破して、そのなかで気に入った要素を取り入れつつ、脚本を書き上げたのだという。
スピルバーグ監督は「デヴィッドの書いた脚本がベストだ」と言っていたから、期待していいかもしれない。
ちなみに、コープさんもまだ完成した映画を観ていないということで、映画の公開をとても楽しみにしているという。

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